開院1周年を迎えました…
平素より大変お世話になっております。院長の浅川です。当院は5/1に1周年を迎え、2年目に突入しました。この1年を何とか乗り切れましたのは、地域の皆様のお支えとスタッフの日頃からの力添えの賜物です。心より感謝申し上げます。1年前、スタッフ2人に患者数0人でのスタートでしたが、現在はスタッフ5人で稼働させていただいております。さらに、6月にもスタッフを増員して地域の皆様の要請にお応えしていく所存です。至らぬ点も多々あろうかと思いますが、今後もご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
私は札幌生まれの札幌育ち、函館に地縁血縁がないどころか函館で働いたこともありませんでした。見知らぬ土地で開院するにあたり不安で押しつぶされそうになることも多々ありましたが、大ヴィルトゥオーゾのニコロ・パガニーニが弟子に宛てた手紙の文面をいつも思い出していました。パガニーニ大先生もこのように仰っているのだから、私もいつまでも「永遠のルーキー」として頑張らせていただきます。
パガニーニからガエターノ・チャンデッリへ 27/5/1829 ワルシャワ
私はあなたのためにできるだけのことをするつもりです。
しかし、自分自身でも努力しなければいけません。
不運を努力して乗り越えた者だけが成功するのです。
何もせずに神様に身を委ねるのは危険です。
神様だって私たちに、受け身ではなく一生懸命になって欲しいはずです。
私たちの業界では、駆け出しの頃はフットワークを軽くし、積極的に振る舞うという姿勢を見せた方が良いです。
良い助言は素直に取り入れ、自己紹介を怠らず、上達を心がけ、必要なときは卑屈にならず我慢する。
多くのライバルたちから抜きん出るには、演奏の才能だけでは到底物足りない。
この世の中では自分をプロデュースする必要があります。
それがすなわち「生きる」ということです。